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どんな人も楽しめる!2日以内の東京満喫プラン


旅のジャンル
都市での休暇

人が行き交う新宿の街を歩いたり、渋谷のスクランブル交差点を通ったり、東京スカイツリーの展望台から街の景色を見下ろしたりと、一通り東京らしい体験をしたものの、タクシーで空港に向かう最終日までまだ余裕があることもあるでしょう。今年世界中から注目を集めている東京には、今まで以上に魅力的なスポットが増えています。この記事では、東京の街を2日以内で満喫するなら必見の、あらゆる人が楽しめるスポットをご紹介します。

しながわ水族館で、家族との一日を満喫

しながわ水族館で、カメやサメ、アカエイなどの海洋生物に出会おう

お子様と一緒に東京を訪れるなら、数ある水族館へのお出かけは外せません。日本は島国ということもあって海への馴染みが深く、世界レベルの水族館が両手で数えきれないほどあります。家族と気軽に一日お出かけするなら、多くのホテルや交通ハブに囲まれた中心部にあるしながわ水族館がピッタリです。こちらの水族館には450種類以上の海洋生物が生息しており、500トンの水槽にはアオウミガメや巨大なエイなどが泳いでいます。

スリルを味わいたいなら、全長22mのアクリルガラスでできた水中トンネルを通ってみましょう。真上をサメが通ったり、色とりどりの魚の群れが横切る姿を眺めることができます。また、水族館を訪れた際には、膨大な数の小さい電球で照らされたクラゲの水槽をぜひチェックしてみてください。きっと目が離せなくなるはずです。しながわ水族館は展示が28種類と比較的小規模な水族館であるため、その後もまだまだ街を探索できるのもおすすめポイントです。

ルビールームで友達や地元の人とパーティー

東京のインディーズシーンの中心となっているルビールーム

ルビールームは、東京のエクスペリメンタル・クラブシーンとインディーズ・ミュージックシーンが交わる場所です。渋谷中心部にあるこのナイトクラブはアメリカ人が経営しており、国際的なアーティストのラインナップとお手頃な入場料で知られています。流れている音楽はオルタナティブそのもので、日本のアンダーグラウンド特有の雰囲気が溢れるクラブ会場に足を踏み入れると、お酒がなくても気分が上がること間違いなしです。仲間とともに東京での忘れられない一夜を過ごすのにも、特別な誰かを連れて出かけるのにもピッタリです。

渋谷なら、ネオンに照らされたパブをはしごして友達と盛り上がったり、居酒屋で大切な人と時間を過ごしたりと、様々な夜の街の楽しみ方があります。居酒屋では、現地の人々と肩を並べて焼き鳥や肉料理をつつきながら立ち飲みを楽しむこともできます。東京らしい居酒屋体験を楽しみたい方は、ルビールームから徒歩わずか5分の場所にある天空の月をチェックしてみてください。

新宿御苑で、落ち着いた一人の時間を

新宿御苑の豊かな緑に囲まれてピクニック

一人で旅行している方は、新しい人と出会ったり旅行プランに沿って動くことから少し休憩して、東京の中心部を緑で彩る新宿御苑を訪れてみてはいかがでしょうか。数々の滝や桜の木があるこの都心の庭園は、アメリカのセントラルパークに負けずとも劣らないスポットです。1590年に内藤家が拝領したとされる土地がベースとなっている新宿御苑には、現在は500円ほどで入場できます。

本を持って庭園内の曲がりくねった水路や木の小橋、並木道に沿って歩きながら休憩スポットを探して、ピクニックを楽しみましょう。探索しながらときどき上を見上げると、青い空に高層ビルのてっぺんが見え、この静かな空間が都会の喧騒の中にあることを実感することができます。

豊洲市場で食文化を体験

豊洲市場の新鮮な海産物

豊洲市場はあらゆる旅行者が楽しめる東京のスポットで、特にお寿司が好きな方や、現代文化を肌で感じたいという方にはおすすめです。この魚市場は、毎日早朝に行われるマグロの競りで世界的に有名となっています。東京の南東部の東京湾沿いの港にあり、目でも舌でも楽しめるスポットです。早起きすればその日獲れた魚介類が運搬されるのを見学したり、競りに参加することもできるかもしれませんが、2021年はクロマグロが2,080万円で買われたりと大変高額となっているため、競りに参加する場合は大金をはたく覚悟が必要になるでしょう。

生の海産物や魚市場に抵抗がある方でも、豊洲市場は世界で最も清潔な市場のひとつにランクインしているため安心です。地元の人もよくお昼を食べに訪れており、お寿司は海の幸をそのまま食べていると言っていいほど新鮮です。

浅草寺周辺をぶらぶらお散歩

浅草寺を探索

浅草寺は東京で最も重要な文化的象徴を持つ寺院であり、台東区で第二次世界大戦を乗り越えて現存しているたった2つの建物のうちのひとつです。江戸時代に建てられたこの寺院ですが、言い伝えによると、2人の兄弟が近くの隅田川から観音菩薩像を引き上げたことが起源になったと言われています。観音菩薩像は仏陀に由来し、慈悲を象徴する神様が女性の姿をした像です。

浅草寺には無料で入場できますが、お賽銭を納めることもできます。ここは地元の人々が活発に行き交う礼拝所であり、伝統的な儀式が曜日を問わず行われているのを見ることができます。お寺の神聖な回廊や風通しの良い庭をゆっくりと歩きながら、古くからの建築や仲見世通りへの道に並ぶ赤い象徴的なちょうちんを眺めましょう。早起きして混み合う前にたどり着くことができれば、人気のない浅草寺を思う存分楽しむこともできます。

三鷹の森ジブリ美術館で空想の世界へ

東京にある三鷹の森ジブリ美術館

スタジオジブリは言うまでもなく世界で最も評価されているアニメスタジオの一つであり、その主要なクリエイターである宮崎駿氏も紹介は必要ないでしょう。「千と千尋の神隠し」や「ハウルの動く城」などの映画を世に送り出し、トトロをはじめとした有名なキャラクターには多くの人が慣れ親しんでいます。

心が温まると同時に非常に芸術的で、どことなく哀愁が漂うスタジオジブリの作品は、子供が純粋に楽しめると同時に、大人にとっても眠っていた記憶や感情が呼び起こされるものとなっています。スタジオジブリはポップカルチャーにおいて欠かせない存在となっており、この美術館は最近閉館の危機に直面していたにもかかわらず、記録に残るほどのクラウドファンディングによって存続することができました。

三鷹の森ジブリ美術館は、新宿から電車で38分ほどの三鷹にあります。触れて楽しめるアート作品や巨大な室内迷路、スタジオのセットなどを通して、子供時代のファンタジーの世界を体験することができます。また、敷地内にはジブリのキャラクターがいる庭園と、休憩できるレストランも用意されています。

大切な人とともに日本の高級グルメを堪能

南禅寺瓢亭 日比谷店の落ち着いた雰囲気の中で懐石料理を満喫

日本はミシュランの星を獲得しているレストランの数がフランスに次いで2位となっており、美味しい料理と出会うのはそう難しくありません。豊かな食文化を誇る日本では、あまり知られていないようなお店でも舌が喜ぶ食べ物に出会える可能性が高いのが特徴です。大切な誰かとの食事を楽しみたいなら、懐石料理がおすすめです。世界屈指の洗練された食文化として知られている懐石料理は、シンプルで新鮮な食材を通して、味だけでなく食感、見た目、そして彩りを楽しめる食事となっています。伝統的なお盆に乗せられた、専用の陶器の器に細やかに盛りつけられた様々な料理を視覚的にも楽しめるのも、懐石料理の醍醐味のひとつです。

南禅寺瓢亭 日比谷店は、東京で特に伝統的かつ人気のある懐石料理のお店です。このお店の特長は、食事だけではありません。テーブルクロスから食事が盛り付けられるお皿まで、すべての要素に細やかな配慮が感じられます。選んだメニューによって、個室または坪庭に面した障子に囲まれたスペースで食事を楽しめます。2日間にわたって味覚や視覚が刺激され、東京の文化を体験するにつれ、きっとこの街を離れたくなくなること間違いなしです。


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